マーケティング

つづきは●●で がNGな理由

TVドラマをちゃんと見ない男、
未来逆算マーケティングで低コストで利益を上げ、
潰れない会社を創るお手伝いをする参謀、

名古屋の社外COO(スーパー・ファシリテーター)、
「さわちゅう」こと、澤田隼人です。

なんだろう、TVドラマって、
ちゃんと見たことがほとんどない・・・。

自宅やアジトでは、
何台かでTVを録画しているものの・・・。

ドラマは1つも録画なし。

一方で、

奥様は沢山のドラマを
録画していますが・・・。

昔っから、ドラマって、
ナガラ視聴しかしてない

ってのは、澤田家の文化、
かもしれないなと、思いつつ。

コードブルーとか、
皿洗いのついでに、
見ていた感じです(苦笑)

そんなこんななボクではありますが、

そろそろ秋ドラマが終焉、
という感じの時期なわけです。

で、あるドラマが、今、
絶賛炎上しているんですけど、

そこには、ボクたちが絶対に、
やってはいけない!という教訓、
これがあったんですよね。

というわけで、今日は、

つづきは●●で がNGな理由

お伝えしたいと、思います。

炎上しているテレビドラマ

でね、炎上しているのは、
日本テレビが放映していた
「愛してたって、秘密はある。」。

最終回後に、驚愕の展開が
あったもよう。

というのもね、

全部、ストーリーが終わったあと、

「脅迫の全貌が明らかに」
「huluで配信スタート!前篇このあとすぐ!
huluオリジナルストーリー ボクは誰だ?」

って、テロップ等が出た、と(汗)

テレビドラマで10話、
見せられた挙句に、

有料サービスである
huluへの誘導。

しかも、今までの視聴を、
無にするかごとくの仕打ち・・・。

そりゃ、炎上しますよね、
という感じです、はい。

つづきは●●で がNGな理由

でね、マーケティング的によく見るのが、

「つづきは●●で」という手法。

良くあるのは、
「つづきはWEBで」っていう
やつですね。

これ、ボク、クライアントには
「厳禁で」とお伝えしているんです。

 

というのも、

コンテンツは出し惜しみすると、
お客様から嫌われる

という法則があるから。

あるコンテンツを未完成のまま、
お客様に提供する。

そしてね・・・

完全版が欲しければ、
WEBで見ろ、そして買え。

完全版が欲しければ、
このDVDを買いなさい。

完全版が見たければ、
有料のセミナーに来なさい。

こういうの、本当に、
良くあると思うのです。

でもね、

これ、逆効果です。
嫌われるだけ。

というのもね、

期待値が上がりすぎている

状態なんですよ、お客様は。

 

で、その状態での売り込み。

 

この落差が大きすぎるので、
一気にお客様は、あなたのことが
嫌いになるのです、はい。

 

男女の関係で言えば、
今までやさしかった異性。

それが急にね、

「続きがあれならば、
こっからは有料です。」

といってきたら、どうします?

 

「やっぱり、お金しか、
考えてなかったのね!?」

ってなること、必死だと思うのです。

つづきは●●で じゃなくて・・・

じゃあね、ボクらはどうしていかないと
いけないかっというと、

コンテンツは出し惜しみしない

これですよ、まずは。

ブログでも、メルマガでも、
YouTubeの動画でもなんでもそう。

世の中にコンテンツを発信したときは、
その発信した1つのコンテンツの中では、
決して出し惜しみをしてはダメ。

そのコンテンツ内で、
お客さまを100%満足させる

これが、まずは重要。
出し惜しみしてはいけないのです。

でね、いったん満足すると、
そこで、フッと期待値が下がるんです。

一度、満足しているから、ね。

でね、その状況で、
ボクらがやるべきは、

「続き」を見せるのではなく、
「さらに詳しくは●●で」

なんですよね。

十分に満足している状態で、
さらに満足を追加したい場合は
より上のコンテンツもありますが

いかがですか?

という、勧めかた。

 

こういう流れにしておくと、

今のままで満足な人は、
そのままでOKという反応をします。

でも、嫌な感情はいだかないわけ。
だって、十分に満足しているから。

 

一方で、

より詳しく、さらに進んたコンテンツ、
これを欲しい、という人たちは、

「え、もっと詳しく知れるの!?」

って、喜んで飛びついてくるわけです。

 

誰にも不幸が訪れないのが、

「さらに詳しくは●●で」
なんですよね。

 

続きではなく、
別の上位コンテンツである、

っていうことを、しっかりと、
アンカリングしておくんです。

で、そのアンカリングのためには、
事前に十分な、満足を得られる
コンテンツの提供が必要なわけです。

 

アップセルじゃなくて、
アップサーブ。

なんて、話もありますが、
「さらに詳しくは●●で」というのは
これ、まさにアップサーブのお話。

そこにはお客様に対する
真摯な姿勢が現れているのです、はい。





【アクセス】ファシリテーション株式会社

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