マーケティング

パラメーターは複数いじるな

実はかなりの紅茶男子な、
クライアントと稼ぐ方程式を探究・実践する、
課題解決の外部頭脳、

名古屋の社外COO(スーパー・ファシリテーター)、
「さわちゅう」こと、澤田隼人です。

コーヒー屋でも、
紅茶飲んでるぐらい、
ですからね^^

コーヒー飲みすぎると、
結構、あとが辛いんです(爆)

いい紅茶は、本当に美味しい。
ホテルのラウンジで飲むやつ、とか。

でね、

ロンネフェルトの茶葉が、
手軽に買えるようになった、
わけですよ。

ロンネフェルト・ティ・サロン・名古屋、
のオープンで。(うちから歩いて5分)

お値段は気軽に・・・とはいかないかも、
しれませんが、ホテルのラウンジで飲む、
ということを考えたら、コスパは最高です。

コスパで比べるな、という気も、
しないではないですけど・・・ね(苦笑)

2日で約80グラム、使いましたが(爆)
ということは、1回3~4グラムなので・・・。

というわけで、すぐさま2袋目を
買いに行っていたボクでした。

でね、なんでこんなに一気に、
茶葉を使ったか、というとね、

美味しい紅茶を淹れるため

なんです。

というわけで今日は、
パラメーターは複数いじるな
お伝えしたいと、思います。

一杯の紅茶をどう淹れるか

いっきに80グラムも
茶葉を使ったボクですが、
いったいなにをしていたか。

というとね、
美味しい紅茶を淹れるため、
なんですけど、

もう少し、フォーカスすると、

美味しい紅茶の淹れ方の最適解

これを探していたんです。

 

水は、硬水か、軟水か、
水道水(ろ過後)か。

水中酸素量を変えると、
味にどんな変化がおきるか。

ミネラル分の有無はどうか。

お湯の温度は何度がいいか?
沸騰したてと、沸騰後置いた後で、
味に変化はあるか?

茶葉の量は何グラムが最適か?

注ぐときの高さを変えると、
味に変化がでるか?

茶葉を回転させるときには
何回転が最適か?

蒸らし時間は何秒が最適か?

お湯の量を変えたときに、
割合を維持するだけで同じ味がでるか?

こんな感じで、試しています。
ある意味、マニアック(笑)

でもね、せっかくのいい紅茶、
最適な状態で飲みたいじゃないですか。

そのためには、努力は惜しまないのです。

で、これどうしているか、というと、
スプレッドシートにまとめています(笑)

料理は、科学。

もちろん、化学でもあるんですけど、ね。
(自然科学の一部門が化学ですから。)

細かい研究の積み重ねが、
最高の一杯、最適解を
見つけさせてくれるんです。

大量の実践と、結果の測定。
そして、次への仮説。そして、実践。

このサイクルが最適解を見つけるんです。

ビジネスも、マーケティングも同じ

でね、

ビジネスは、科学。
マーケティングは、科学。

なんですよね、やっぱり。

大量の実践と、結果の測定。
そして、次への仮説。そして、実践。

これが描けないようじゃ、
そもそも、ビジネスをやる資格、
ないんですよね。

そういう人は、
起業しちゃだめです。

サラリーマンのほうが、いいのです。

でね、科学なんですよ、科学。
科学実験なんです、
ビジネスもマーケティングも。

ということは、忘れてはいけないこと、
これが、実験にはあるんです。

何か、というと、

前提条件をそろえる。
パラメーターを複数いじらない。

これですよ、これ。

さきほどの、紅茶の淹れ方の実験。

硬水か、軟水かを試すときに、

温度や高さや蒸らし時間、グラム数、
変えてはいけないのです。

もし、前提条件や他の項目を
変えてしまうと、
実験としてなりたちません。

だって、温度や高さで影響が出て、
軟水か硬水かでの結果じゃない可能性、
これが非常にあるわけ、ですよ。

でね、マーケティングの話。

チラシを変更するとしましょう。
で、反応率を測定する、としましょう。

 

結構、あるのがね・・・

色かえたり、人の写真を変えたり、
キャッチを変えたり、特典を変えたり・・・。

全部かわっとるやないかい!

と、いうようなことを、
「カイゼン」といっている人が
いるんですよね。

これってね、

「カイゼン」じゃなくて、
「バアタリテキハンコウ」

って、ボクは呼んでいます(笑)

なんとなく不安だから、
全部変えてしまえ。

これをやってるだけにすぎないんです。

でもね、こんなことをやっていても、
正しい結果がでるわけがないんです。

なんてたって、科学ですから。

変更するのにも、結果測定にも、
緻密さが求められるのです。

どこか一箇所を、いじる。
で、いじる前と後を比べる。

チラシとかであれば、
同時期に出してみて、
反応の差異を見てみる。

いわゆる、A/Bテスト、ですよね。

最初は大きな部分で、
AかBかを問い、

だんだん、小さいところで、
AかBかを問うていく。

こういう科学実験です。

パラメーターを複数いじられると、
何がどう影響しているのか、
一発では分からなくなります。

そういうのをクライアントから
見せられて、どうですか、
と聞かれると、

「分からんわ・・・!!!」

と、答えるしかないんですよね、
正直なところ。

 

何が良くて、何が悪かったか。

これをはっきりさせるためには、
パラメーターを複数、いじってはダメ。

 

で、さらに、前提条件もそろえる。

時期や場所、タイミングなんかも、
可能な限り、そろえたいところ、です。

あとは、実践量。

たまたま、ということも、
ありうるんですよ、ね。

で、たまたまに、だまされる。

再現できてこその、科学。

最適解を見つけて、再現する。
そのためには、実践、実践、実践。

この繰り返しです。

パラメーターを複数変えずに、
可能な限り、前提条件をそろえて、ね。





【アクセス】ファシリテーション株式会社

地下鉄・丸の内駅 8番出口徒歩6分
名古屋市西区那古野一丁目3番16号 G next nagono 5F





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