マーケティング

自称起業家 チラシ30枚事件

オフィスのエアコンが効き過ぎてて寒い
未来逆算マーケティングで低コストで利益を上げ、
潰れない会社を創るお手伝いをする参謀、

名古屋の社外COO(スーパー・ファシリテーター)、
「さわちゅう」こと、澤田隼人です

いやぁ、機械類のためとはいえ、
ちょっと寒いのです。。。

でね、よーく見たら、
風量がマックスになってる(汗)

誰だ、いじったのは・・・!

なので、風量を最小にして、
温度はそのままで、
オフィスの環境を維持。

そして、ある程度、我慢。

この維持・我慢っていうのが、
マーケティングでも重要なんだよな、
ということで思い出すエピソード。

それがね、

毎年、数回、
別々の人から相談を受ける

サムーイエピソード。

それがね・・・

自称起業家 チラシ30枚事件。

これがまま相談を受けるのですが、
今日はそんな事件について、お伝えします。

っていうか、昨日のセミナーでの
質問時間でもこの事件があって、
今月はこの事件が既に2件…。

自称起業家 チラシ30枚事件とは

これね、毎年何回か、
おきるんですよ、この事件。

同じ人が起こすことも
あるんですけど、

概ね、別々の人。

で、起業したての人。

そういう人たちから、
ボクのところに通報があるんです。

どんな感じか、というとね…。

チラシを30枚配ったのですが、
WEBのアクセスは5件ぐらいしかなくて、
注文も、相談の電話もありません!

どうしたらいいですか!?

こういう通報。

こういうことを言う人を、
自称起業家、と呼んでいます。

 

でね、普通のコンサルタントが
こういう通報(相談)を
受けたとすると

そうだねーとか言いながら、

・チラシの色、変えてみましょうか?
・特典、増やしてみましょうか?
・ここのところの表現、変えてみましょうか?

なーんて、
あたりさわりの無いことを言って、
お茶を濁すのですが・・・。

でね、ボクはマーケッター。
おそらく、あのコンサルタントも
同じコトをウラでは言っているはずです。

 

バカじゃないの。

 

これですよ、これ。
これが、本音。

 

いやね、30枚配って、
問い合わせがくるほど、
マーケティングは甘くないわけです。

っていうか、
起業なんて、かっこよくも、
楽なもんじゃないんです。

なのでね、

「その質問、本気でしてる?」
「本気でしてるなら、廃業しましょう。」

 

それが答え。

 

で、結構、そういうことを
平気でクライアントや相談者に、
言っちゃうボクがいますが。

で、お互い、背筋が凍る(笑)

 

あ、確かにそういうチラシ、
ありますよ。

うちでもあるんですけど、

金もらえます系チラシ

これだけは別格。

これはね、30枚配って、
1件問い合わせがくるレベルに
できないことは、ありません。

融資のチラシとか、
助成金・補助金のチラシ、とか。

30枚で何が分析できるか

じゃあね、30枚の配布で、
マーケッターとして、

ちゃんと、何が分析できるのか。

 

・・・

 

・・・

 

・・・結論、

何も分析できない。

これなんですよね、
ぶっちゃけ。

資料(サンプル)が少なすぎて、
分析結果が「正しい」のかどうか、
まったく判断ができないわけです。

 

マーケティングって、
科学ですから。

サンプル数が少ないと、
分析でどういうことが起こるのか。

例えばね、選挙の開票。

開票率1%の段階で、
A氏:2、500票
B氏: 100票

なときって、あるんですよ。

でね、こういうときに、
現在の票数だけ見ていると、

A氏圧勝!

なんて、分析をしちゃうんです。

 

が、

そうならないことが
結構あるんです。

ちょっとしたら・・・

A氏:3、500票
[当確] B氏: 700票

なんてことも起きるんで。

なんでこんなことが起きるか、

っていうと、
出口調査の結果だったり、
事前の動静調査の結果だったり、

サンプル数を増やすと、
正しい結果が出るんです。

で、めったに、[当確]が
消えるコトはありません。
(たまに、消えることがありますが。)

それだけ、結果が正確、
ということです。

チラシの最低配布数は?

じゃあね、チラシの最低配布数、
言い換えれば、サンプル数として、
最低限必要な配布数は?というと・・・

 

ズバリ、3、000枚

 

これですよ、これ。

根拠は?と言われると、
経験則です(笑)

って、経験則って言ってますけど、
マーケティングって科学なわけで、
科学的な実験結果、というわけです。

 

ザ・マーケティングっていう本に、
コマカーイデータが載ってたりしますので、
見たい人はどうぞ、という感じですが。

 

覚えておいていただきたいのは、

センミツ、マンミツ。

この言葉。

できの良いチラシで、
1、000枚配って、反応3件。

できが悪いと、
10、000枚配って、反応3件。

 

で、反応なわけなんで、
これよりも、問い合わせとか、
相談の件数って、さらに落ちるわけです。

3人中、1人、問い合わせれば良いほう。

 

これが現実、なんです。

 

で、この現実に、
目を背ける、自称起業家が、
非常に多いんですよね・・・。

稼ぐ起業家 チラシ30枚事件

で、一方で、稼ぐ起業家。
同じ30枚配った段階で、
どういう反応をしてくるか、というと…。

50枚配ったら、アクセスが5件も増えました!
いい反応がでるチラシなので、
今から1週間で3、000枚配ります!

こういう報告をくれるんですね。

こういう発想ができると、
心配要らないなっと、思ったりするわけです。

30枚で、アクセス
5件[しか]ない。

と思うのか、

30枚配って、
アクセス5件[も]ある、

と思うのか。

で、稼ぐ起業家の発想って、
どう伸びて行くか、というと、

30枚で5件、
→300枚で50件、
→3、000枚で500件
→30、000枚で5、000件

のアクセスが得られるから、
3、000枚配れば、1件ぐらい、
問い合わせくるかな?

という感じ。

 

いやね、そもそも、

 

30枚で、アクセス5件

このチラシが
いかにスゴイチラシか…。

ま、ボクがファシリしてるからね…。
(自画自賛。)

 

ということで、
自称起業家 チラシ30枚事件、
お伝えしました。

 

確かにね、チラシ配って、
反応がないと、イライラするんですよ。
悲しかったりするんですよ。

でもね、そこに耐えられなければ、
起業家じゃないんです。

耐えられないようであれば、
さっさと辞めたほうがいいのです。

 

というわけで、今日は、
チラシの配布数、チェックしてみましょう!





【アクセス】ファシリテーション株式会社

地下鉄・丸の内駅 8番出口徒歩6分
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