マーケティング

私的AI脅威論 世界を二項対立化

恐れていたことが起きるのは予想以上に早かった
稼ぐ方程式をクライアントと共に探究・実践する
課題解決の外部頭脳

社外COO(スーパー・ファシリテーター)
「さわちゅう」こと、澤田隼人です。

偏った知識に基づいて
プロにセカンドオピニオンを求める
迷惑な、スジの悪い人・患者・相談者

ってほんと昔からいるわけ
なんですけども…。

偏った知識の根拠となるメディアが
だんだんと変わってきてるんですよね。

大昔は、本。(今も多少ありますが)
「この人がこの本にこう書いてます」
・・・ってやつ。

おお、都合の良い切り抜きねー
ってことも多かったのですが。
(前後を読むとまったく違ったりする)

で、

インターネットで情報爆発が起きたら
「ネットにはこう書いてありますが」
ってやつ。誰が書いたんじゃい!

でね、非常に、非常に、非常に、
ここ数年で増えたのが・・・

「●●がYouTubeで✕✕って言ってますが」

というのも根拠にして
セカンドオピニオンを・・・。

まぁ、信じたければ良いんじゃない?
って、思ってましたけど。。。

とうとう、恐れていたことが
起きてしまいましたよ・・・。

「ChatGPTで✕✕と回答があったんですが」

…いやぁ、意外と早かったな。
というか、前の時代に戻ったのか?😂

ドクターが無料で診察しないのと同様に
ファシリテーターやコンサルタントとしても
同じく無料ではお答えできません。

ま、ご相談の趣旨としては・・・

Chat GPTに質問したら
✕✕✕という回答があった。

これは私は正しいと思うが
正誤やあなたの見解はどうか?

って感じで、Chat GPTへの
プロンプトとその回答の画像が
匿名の方からメールが😩

しかも・・・BCCで。
通常、使ってないアドレスに。

…ひたすらいろんなコンサルタントに
メールを無作為に送りまくってる
んだろうな。。。

なので、特段、回答することなく、
そっとメールは削除しましたが。

っていうか、マーケティングなんて
仮説を書いてみて、実践してみないと
結果って分からんのだけども😓

・・・失敗するものだけは
すぐにわかるけどねぇ。。。

 

いやぁ、やっぱこうなるか。
予想的中です。(はやかったけど。)

賢者と愚者の違いは
ほんの些細なこと、ですよ。

知識という見えないものに
価値を感じ、お金を払えるか。

たったこの1つの習慣の違いが、
圧倒的な稼ぎの違いになるのです。

お金を出して知識・
知的ノウハウを買う

っていうのは、
ボクは尊いことだと、
思っているわけ、です。

知識提供者側の努力、
能力に対して敬意を払う、

ということですからね。

今、目の前に、
アインシュタインがいる、

としましょう。

アインシュタインがあなたのために、
なんでもしてくれる、としたら、

お金を払うと思いません?

ライセンス料を払って、
自分の利益を最大限に
してもらいたい、

そう思うんじゃないかな。

でも、

これが、現実の世界だと、
結構、忘れがち、です。

ザ・クレクレくん。

これになってる人、
多いんですよねー。

タダでなんでも、
クレクレくん。

 

敬意も何もなくて、
ただ、自分の欲しいものだけを、
奪っていこうとする、人。

こういう人になってると、
愚者のまま、なんですよね。

 

プロならお金を払って、
ノウハウを得なさい

って、思うんですけど、ね。

ま、プロじゃないから、
お金を払ってノウハウを得る、
っていうことをしないのかも、ね。

Chat GPTなどのAIサービスで
士業のシゴトがなくなる・・・

って、言われていますけど、
ボクとしてはウェルカムなのです。

むしろ、士業なんかいなくたって
適切に運営されている社会のほうが
好ましいと思っていますから。

士業がしている作業なんか
ドンドンAIにやってもらうべき。

AIにできないところ、
解釈やファジーさがあるところを
ボクら士業は担うべきなのです。

そこにこそ、プロとしての
クリエイティビティがある。
つまり、存在価値がある。

士業が関わる司法・立法・行政って
やっぱり、ファジーさがあるわけです。

交渉やプレゼンをするってのが
プロ士業の重大な役割なのです。

そのためには作業はドンドン
減っていけばいいのです。

一般的な相談”作業”なんかも
どんどんどんどん減れば良い。

真の見込み客に対して、

幸せにできる人で
幸せにしたい人に

注力できる環境が整えれば
より、その人達を幸せにして
稼ぐことができるのですから。

こんな幸せなことはない。

でも、一方で、
これから増えるであろうは
冒頭のような質問対応です。

AIはこう言ってますが?

avatar

貧乏社長

今の段階ではまだまだまだまだ
精度が悪いというか・・・・
食ってる情報が悪いわけで。

あと、プロンプトが悪い。

ゴクゴクゴクゴク
一般的な回答(レシピ)は
作れてそうな感じですけどね。

まだまだレベルは低い。

テレビで専門外のことを
堂々と間違ってしゃべっている
コメンテーターみたいな感じ。

んでもって、

AIの進化は速いんだけども
プロンプトを書くニンゲンの進化が
遅いわけで・・・。

しばらくは不正確な知識を覚えた
不正確な人の対応ってのが増えるかなと。

信じちゃうのよね。。。
信じたくない情報は排除するし。

自分にとって都合の良い情報は
集めようと思えばいくらでも集まる。

陰謀論が広がったり
陰謀論を信じるのは
それが背景にあるわけで。

でも、それが、正確なのか?
っていうのは別次元なわけですよ。

ただね

誤った情報は人々にとっては
非常に面白い情報

なわけですよ。
だから、拡散する。

一方で、正確で正しい情報は
面白くないのです。

だから、拡散しない。
結果、陰謀論がはびこるわけで。

陰謀論を信じて行動するってのは
かってにしーやとは思っています。

でも、ボクには関わらないでね、
って感じですけども。

陰謀論を信じるのも
ある意味の正義であって。

正義 対 正義

の二項対立構造になりがち
なので、決着がつかんのです。

んでもって

陰謀論を「悪の正義」とすると
実はそっちのほうが結構、
ビジョナリーだったりする👀

ヒーローモノの映画とかって
そうなんですけども・・・。

ヒーローは現状維持をし、
敵は新しい世界・秩序を
作ろうとする。

どっちがビジョナリーかと
問われると・・・😅

 

ただ、正義対正義の闘いを
してしまうと何がまずいか…

っていうと

どちらが正しいか
決着をつけないといけない

ってのが、一番まずいわけです。

引き分けとか痛み分けがない
世界をつくってしまうことに
つながるという危惧をボクはしてます。

唯一解のみをインスタントに
追求していく社会

になっていくんだろうなと。

本当は、ボクらの世界は
多様なわけですよ。

繊細なんだけど
ファジーな世界なのです。

ファジーさを許容できない
ニンゲンや社会・世界を生み出す

これがAIが創り出す可能性は
非常に高いんじゃないかなと
ボクは考えているわけです。

AIには感情がないので
all or nothing ですからね。

それに慣れてくると
人にも感情が自然になくなり
all or nothingで判断し始める。

 

ボクは

世界・社会のファジーさを
みとることができる人は
勇気ある最強のニンゲンだ

と考えています。

ファジーさは多様性でもあり、
ファジーさをうけとめることは
非常に勇気がいることなのです。

ファジーさを否定する、
多様性を否定するほうが
よっぽどカンタンなのです。

叩いて、叩いて、叩いて、
大声で騒いで、騒いで騒げば良い。

でも、それがニンゲンとして
健全なのかと言われると
ボクには疑問なのです。

ヤフコメとかtwitterとか
すげぇなぁ・・・って見てますが。

彼らのことはボクは否定はしません。
彼らの存在はうけとめています。

まぁ、ボクには関わらないでね、
自分たちで好きにやってねっては
思っていますけどね。

ニンゲンの思考がAI化する。
all or nothingになっていく。

というのは、唯一神を求めたり、
絶対君主を求めることに似ている
なんて、ボクは思ってはいます。

歴史は繰り返すのか、と。

 

キリスト教にしろ、イスラム教にしろ、
宗教観としてあるのは、

唯一神

という考え方だと、
ボクは捉えています。

1つのものを徹底的に信じて、
それ以外は、答えではない、
唯一神は、唯一解、という考え方。

AIの設計もそもそものところ
この唯一神・唯一解思考があるかなと。

ファジーさを許さないんです。

んでもって、

唯一神の中であっても
宗派に分かれていまして・・・。

他の宗派との対立ってのは
結構、日本人が考えている以上に
激しいわけですよ。

 

でね、日本人はざっくりいうと、

唯一神というバックグラウンドを
もっている人が少ない

というのが、現実だと思います。

もちろん、そういう背景を
もってみえる方もいらっしゃいますし、
それを排除しようという意図はありません。

多くの人が唯一神、
唯一解というバックグラウンドを
もっていない日本人、

これにあった最適な思考法って、
なんだろう?と考えてみるわけです。

でね、唯一神というバックグラウンド、
これに似たバックグラウンドが
日本人にはないか?と考えるわけです。

 

するとね、ある言葉が浮かびます。

八百万の神
(やおよろずのかみ)

自然のもの全てには神が宿っている
という考え方です。

山の神様、海の神様、
田んぼの神様、
トイレの神様、

学問の神様、
台所の神様、
川の神様、

米粒の神様、などなど。

 

で、さらに、キリスト教的な
イベントなんかも、やる。

仏教でも、多数の宗派がある。
で、複数の宗派をとる人もいる。

父方は神道、母方は仏教、
みたいな人もいる。

 

でね、こういう状況を
俯瞰してみてみますと、

目的に合わせて、
拝んでいる、崇拝している

というのが、日本人的、
っといってもいいんじゃないかなと、
考えています。(もちろん、例外もあります。)

何がいいたいか、
というと、

得たい未来(結果)について、

複数の解を
適切に組み合わせたり、

解を選び直すことで

最適解を導き出し、
結果を出す

これが、日本人には
向いているんではないかなと思うのです。

んでもって、コレは
ボクが得意とするところですが😄

 

日本ってすごい国だと
ボクは思っていますよ。

宗教対立が起きたとしても
ちゃんとそれぞれの宗派が
生き残ってたり協調したりする。

極と極が、極まって中道。

排除しきらない。
ファジーさを許容する。

この強さってのが
日本の本来のチカラ
じゃないかなと。

司法・立法・行政。

この中では最初にAI化やDX化が
急速に進んでいくのは行政です。

で、司法・立法に波及していく。

でも、最後までAI化・DX化が
完了しないのが行政です。

国はできるかもしれないけど
中途半端な規模の地方公共団体は
なかなか完了しないだろうなと。

でね、行政がAI化していって
ファジーさを失ってくると
非常に士業的には困るわけです。

オフホワイトとか薄いグレーゾーンとか
グレーゾーンとかが存在し得なくなる。

人間臭い判断、感情による判断が
完璧に排除されて、杓子定規になる。

all or nothing な行政

ってのは、健全なのかといわれると
ボクはめちゃくちゃ疑問なわけです。

でね、

行政がAI化したら
こっちもAI化なわけですよ。

行政のAIに対して
どんな情報・プロンプト食わせ
自分に都合の良い結果を出せるか

AIによって考えさせるわけ。

AI同士のバカ仕合

が近いうちに起きてきそうです。

現実として

Chat GPTへの
プロンプトを生成する
Chat GPTのプラグイン

なんか出てきてますしね。

自分への指示を
自分で書き始めてる。

うーん。。。

あとはAIだけじゃなくて

士業が行政のAIを操る
プロンプトを考えることに
注力しないといけなくなる。

…これって、ニンゲンとして
健全なのかしらねぇ。。。

非常に論理的ではあるけど。

 

まぁ、現実的には
行政との交渉・折衝って

行政の職員さんに対して
都合のよい情報を食べてもらって
都合のよいプロンプトの実行

で、クライアントにとって
都合の良い結果をアウトプット
してもらうこと・・・

なんですけどね・・・😅

ニンゲンとしての
ファジーさが大いに影響あり。

論理的正しさだけでなく
感情的正しさも必要なのです。

 

でね

この一連の対応を上手くできるが
ボクであって存在意義なわけで。苦笑

稼ぎの源泉でもあるわけです。

行政がAI化していくってのは
最終的には行政判断をAIがする
ってうところに行き着くわけで。

行政までが「AIがこう言ってます」
っと、言うようになってくるのが
ボクとしては一番恐れていることなのです。

AIには始末書だったり
嘆願書だったり理由書は…
…多分、通じません。苦笑

 

千里の道も、一歩から。

あなたのAIの使い方は
いったいどんな感じですか?

自分のツールとしてAIを
適切につかえていますか?

まずいのはAIに頼り切って
すべきことをしなくなること。

考えるために、考えない。

そのためにAIを使うのは
非常に良いことなわけですが。

考えなくなるために
考えなくなっては
アカンわけですよ。

ニンゲンとしてオワル。

そんな危機感を感じながら
ChatGPTと戯れている
ボクなのでした。

うまくプロンプトを書けば
こんなに良いツールはない😳

未来からの質問AIに使われてません?
本日の体重増減前日比:-0.20キロ






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澤田隼人(1985年12月9日生まれ)は、多才なゼネラリストであり、特定行政書士として「行政書士ほみにす法務事務所」を運営。2009年の創業以来、会社設立や医療法人設立など幅広い法務サービスを提供しつつ、社外COOとして経営者を支え、事業戦略、資金調達、マーケティング、組織構築、人材採用・育成、マネジメント、コーチングに携わっている。 経営理念「Design New -温故知新-」は、伝統と革新を融合させた戦略を反映。ファシリテーション株式会社の代表取締役としても、多面的なビジネス支援を展開し、企業の成長を後押ししている。 また、ITスキル(HTML、SEO)やマーケティング知識(PPC広告、ブログ集客)を活かし、多様なクライアントのニーズに応えている。さらに、司法書士・税理士・社労士・土地家屋調査士、弁護士事務所での経験を活かし、複雑な法的問題への対処や士業の管理にも精通している。 大手予備校・河合塾のチューター時代から人気を博し、20年以上セミナー講師としても活躍。多面的な視点とスキルでクライアントの成功に貢献している。
【アクセス】ファシリテーション株式会社

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