プロの判断だなーっと思わずうなった、
クライアントと稼ぐ方程式を探究・実践する、
課題解決の外部頭脳、

社外COO（スーパー・ファシリテーター）、
「さわちゅう」こと、澤田隼人です。

大阪国際女子マラソンの様子を
ニュースで見ていたのですが、

福士選手の棄権。

プロの判断だなと思うのです。

普通の選手だったり、
アマチュアだったりすると、

最後までマラソンを
走り切っちゃおうとする。
42.195キロ。

でも、そうじゃなくて、
福士さんの目指すところは
東京オリンピックでのメダル。

そして、その通過点である、
大阪国際がうまくいかなければ、
名古屋ウィメンズに切り替える。

損切をして、次の未来を描き、
今できる最適のことをする。

だからこそ、棄権する。
走り切ったらダメージでかい、
だろうし、ね。

だからこそ、やっぱり、
プロだなあ、っと、思うわけです。

 

福士さん、名古屋で待ってます！
（うちのオフィス近くを走ります）

でね、福士さんは名古屋ウィメンズ、
東京オリンピックを未来に据えて、
ちょうど良いところで棄権したわけです。

ちょうど、ハーフを走った、
ぐらいで。

本番から、練習にしちゃった。

こういう素早い判断が、
経営者には肝心なわけですよ。

で、よく、クライアントに
お伝えしていることが、

撤退は、最速で。

これですよ、これ。

稼げない経営者ほど、
撤退が遅れます。

ここまでやってきたし・・・
もう、お金をだいぶつかったし・・・

っと、やり続けて、
マラソンを走り切っちゃう。

で、走り切ったところで、
ダウンして、燃え尽きて、

再起不能になる。

こんなことしてちゃあ、
ダメなわけですよ。

マーケティング施策
レベルでも。

経営戦略・経営方針レベルでも。

上手くいかなかったことは、
いつやめるかが肝心。

１回目にやったことと
まったく同じことをしても、
ほとんどの場合、上手くいかない。

何度やっても、一緒。
これがほとんどなわけ。

だからといって、
全部が全部変えてしまうと、
後からの検証が不能になる。

なので、

１つのパラメーターを
いじって、テストする。

１つのパラメーターを
いじって、テストする。

というのを繰り返すのが、
重要になってくるわけです。

ときには、元に戻したり、
組み合わせを変えてみたり、ね。

でもね、

いつまでやってていい、
というわけではないのです。

ダメな場合は、
何をやってもダメなわけです。

そういうときは、
最速で撤退です。

あとね、

上手くいっていても、
鮮度が落ちると、
上手くいかなくなる。

 

質や鮮度を見極めて、
最速で撤退するのが、
マーケティングでは重要。

だからね、

撤退する基準

しっかり作っておいてください。
考えなくても、撤退するライン、
これを決めておけば撤退できます。

撤退ラインを越えたら、
問答無用で、撤退です。

言い訳しない。
恣意的に運用しない。

考えずに、基準を超えたら、
撤退しないとアカンのです。

 

最速での撤退を実践。

これって、ちゃんと、
意思に基づいてる撤退、
ですからね。

撤退しなければいけなくなって、
撤退するというときほど、
無様でコストがかかる。

というか、

撤退しないといけないのに、
撤退できないなんてこともある。

で、最後は強制終了。
に、なったりするわけ、ですが。

こだわりが
あればあるほど、
撤退が遅れる。

でも、そのこだわりが、
意外とたいしたことがない、
んだよな…ということが多い。

 

撤退するのには、
勇気ある決断がいる。

あなたは最速で撤退という、
決断できるか？

2020年3月までに、
あなたは何を捨てなければ
ならないのか？

それを捨てる本当の覚悟を
あなたはすることができるか？

これをすべきタイミングです。

 

稼ぐ経営者ほど、

やらないことを
決めている。

売らないものを
決めている。

んですよね。
やるべきことをやるために。

だからこそ、
しっかり捨てられるんです。

あとから余分になったもの、
であっても、捨てられるのです。

そのためにも、

あなたは何を
本当にすべき人なのか？

あなたの本当の
才能・知識は何か？

これを真剣に、真剣に、真剣に、
考えて欲しいのです。

あなたが幸せにできる人、
どんな人ですか？

その中でも、

あなたが幸せにしたい人、
どんな人ですか？

具体的に、30文字程度で、
それぞれ文字化してください。

ノブレス・オブリージュ
-　noblesse oblige

直訳すると「高貴さは義務を強制する」、
という、フランス語（で書かれた思想）。

自分の本当の
才能・知識に気づいた人は、

その才能・知識を
社会に生かす責任を負うべきだ

自分の本当の才能・知識に、
気づくお手伝いをするのも、
ボクのお仕事です。

自分の本当の才能・知識に
気づいた人が、その才能・知識を
社会に活かす責任を果たすための場、

それが、ボクの会社です。
ファシリテーション株式会社。

自分のノブレス・オブリージュに
気づき、実践し続ける人を、

エキスパート

と、呼んでいます。

そして、エキスパートが集う、
最高の集団のことを、

エキスパート・カンパニー

っと、定義しています。

でね、ボクはエキスパートと、
エキスパートカンパニーを
一緒にデザインするのがお仕事です。

千里の道も、一歩から。

あなたが捨てなければならないこと、
いったい、なんでしょうか？

しっかりと、考えきってください。
徹底的に考える。徹底的に、ね。

まずは、考えるんです。
全ては考えることから始まります。

でね、

そうやって、正しい問いを
インプットしておくと、

頭は勝手に、答えを探します。
そして、見つけ出します。

顕在意識レベルよりは、
潜在意識レベルで見つかったほうが、
破壊力はスザマジイんですけどね。

正しい問いをしておいて、
頭を自動操縦モードにしておく。

すると、

出現する未来を見つけられるのも、
そう遠い話ではないのです。

 

そんなことを思いながら、
福士さんのニュースを見ていた
ボクなのでした。