羊の皮をかぶった狼は面白いと思う、
【未来逆算理論】で稼ぐ会社に確実に変える、
社外COO（スーパー・ファシリテーター）、
「さわちゅう」こと、澤田隼人です。

ある会社さん。

表向きは、ヘルステックの会社です。
ITで健康管理しましょうねー、
っという会社のA社さん。

結構、どこにでもある、
流行りの会社に見える感じ、
ではあるんですけど。

でもね・・・。

その本質は別のところに
あるわけ、なんですよ。

そうじゃなきゃ、
世の中にたくさんある
健康指導代行会社、

これと同じですから、
本質的に、ね。

健康指導代行会社じゃない、
本質的な違いこそ、

A社さんの存在意義、
なんですよねー。

そこに、比較的早い段階で、
気が付いたあの人は
本当にすごい。

っと、本当に感心しながら
起きた今朝だったのでした。

じゃあね、

何が健康指導代行会社と、
その会社は本質的に異なるか？

っていうと、

真の顧客は誰か？

っていうところの、
答えの違いが明らかにします。

普通の健康指導代行会社では、
真の顧客は要指導者そのものだったり、
所属会社だったりするわけ、です。

しないといけないから、する。
やめられたら困るから、する。
福利厚生として、する。

健康診断でひっかかったから、する。

みたいな。

結構、誰も幸せにならない、
というか、幸せになりにくいところで、
動いている仕組みです。

 

一方で、A社さん。
真の顧客はいったい誰？

っと、社長が問われれば、
その答えは・・・

「健康保険組合」
なんでしょうね。

ここにもってけてるところが、
A社さんの面白いところだと、
ボクは思うのです。

健康になりましょう、って、
要指導者にも、会社にも、
強いメリット感がありません。

本当に健康になりたかったら、
そもそも不健康にはならない、
ですからね。苦笑

つまり、

夜も眠れないような
不安がない状態

ですから、あまり、
何かを注入したとしても、
効果がないのです。

受け取れる状態、
これになってないから。

一方で、健康保険組合さん。
夜も眠れないほどの痛み、
感じているんですよ。

保険料の４割が、
拠出金にまわってる時代。

さらに、

高額医療の増加。
高額薬の増加。

高齢者が増えているからこそ、
医療費が増えているってのも、
あるんでしょうけど、ね。

がん治療とか、
結構高額です。

個人の場合には
高額医療費制度があるので、
自己負担には上限がある。

でも、

残りは国や健康保険組合、
なんてところが負担してる。

ある治療薬は年間3500万円、
って、言われてますからね…。

それを負担しまくることに
健康保険組合がなったら、

そりゃあ、痛いわけです。

 

だからこそ、

健康管理をしっかりして、
病気にならないカラダをつくる

っというのは、

健康保険組合には、
非常にメリットがある、
ことなんですよね。

健康な人間をつくる、
ということは、

不必要なことで、
健康保険証を使わない、

必要性が低いことで、
病院に行かない、

というマインドをもった
人をつくることにもなる、

ので、

保険料を医療機関に
支払う額が減る。

ということで、
健康保険組合としては、
非常にメリットがある。

わけですよ。

だからこそ、
A社のサービスは、
売れる、んですよね。

売れるしくみ、
面白い。

そしてこの仕組みがある
からこそ、

一緒に市場を創っていく仲間

のつくりかたも、
変わってくるわけです。

ヘルステック企業だと、
医療機関と組む、ということが、
オーソドックスなパターン。

でも、

医療機関と健康保険組合、
本質的には、利益相反します。

だからね、

利益相反しないところと、
A社は組まないといけないわけ。

とするとね・・・
A社が組むべき相手とは、

・ジェネリック製薬会社
・ドラッグストア

だったりするわけです。

薬価を下げる方向の
ジェネリック製薬会社。

そして、

セルフメディケーションを
すすめると儲かるドラッグストア。

ここと、健康保険組合は、
利益が一致するわけ、です。

 

こういうことができるのが、
圧倒的なA社の魅力だよなー、

っと、思うわけですよ。

だからね、

真の顧客は誰か？

という問いに答えられると、
ビジネスって強いわけ、です。

 

千里の道も、一歩から。

あなたの真の顧客は、
いったい誰でしょうか？

しっかり、考えています？
徹底的に、考えています？

的を得た答えが出てないと、
全てが間違うことになる、
といっても、過言ではありません。

誰を幸せにすることができて、
誰を幸せにしなければならないのか。

 

こういう本質的なことは、
時々、真剣に考えていく。

思い返していく。

存在意義を忘れた会社は、
もはや存在する意味がありません。

 

そんなことを考えながら、
一日過ごしていたボクでした。