マーケティング

離婚より難しい契約解除の闇

別れるって、ホント大変だなと思う、
クライアントと稼ぐ方程式を探究・実践する、
課題解決の外部頭脳、

社外COO(スーパー・ファシリテーター)、
「さわちゅう」こと、澤田隼人です。

何の話か、っていうと、
離婚・・・じゃなくて、
お客さんとの契約をきる、ってこと。

昨日も、今日も、そんなご相談。

形式的であれば、協議離婚のほうが
楽なんじゃないかと思うぐらい。

最初に離婚届にもサインしておいて、
いつでも出せるようにしておく、とか。

ま、離婚意思が存在するかは、
もめるところではあるとは思いますが。

そのためにも、離婚届不受理申立が、
あるわけですけどね。

 

契約ごとのほうが婚姻関係の終了より、
よっぽど面倒なことが多い気がしています。

で、離婚届を婚姻時に作成しておいて、
こういうことがおきたら、離婚ね、
ってやっている人たち、結構います。

婚姻契約書の作成なんかも、
たまに依頼をいただきます。

ちゃんと行政書士も
やってるんで。笑

で、こういうときには離婚、
というのはちゃんと最初に、
定めておいたほうがよい、のです。

 

で、同じことが
契約ごとにも言えるわけ、です。

以下の場合は、解除できる。
●●なことが生じた場合

こういうのをできるかぎり、
具体的に契約書には
記載しておきたいところ、です。

で、最後の最後に、
包括的に網羅できる条項を
入れておく、って言う感じ。

全部が全部、あいまいで
網羅的だと、あとでもめます。

重要なことこそ
トコトン具体的に。

特に、ネガティブなことは。
って、マーケッターとしては
思うわけ、ですが、

そのあたりの視点をいかして、
解除の条項なんかをチェックします。

あと、

重要なことは
3回説明する。

これですよ、これ。
1回じゃダメなんです、
3回説明する。

対面であれば、できれば、
3日間にわけて、説明する。

1回の面談で終わらせないと
いけないのであれば、

その1回の面談の中で、
3回、ちゃんと説明する。

オンラインでセミナーなんかを
売るときに、注意点を告知、
なんていうことが良くあるんですが、

そういうときには、

・商品紹介ページ
・申し込み確認ページ
・申し込み確認メール

この3段階ぐらいで、
最低限説明しないと危ない。

で、契約ごとの解除って、
非常にネガティブなわけ、ですが、
うちの契約解除のシステムはシンプルです。

うちが嫌だ、と思ったら、
即時解除できる。

って、なってますから。

相手方からも、申し出があれば、
月末で即解除できるように、
なっています。

別れ際こそ美しく。

そこを強く意識した、
契約条項にしていますから、ね。

別れ際にぐちゃぐちゃもめることほど、
後ろ向きで、めんどくさくて、
やりたくないことなんですよね。。。

スパッと別れられる。

こういう条項を
契約書には入れておきたいなと。

こういうのって、
マーケッターならではです。

嫌な客と付き合うほど、
ボクらは本当に余裕はない、
ですから、ね。

嫌いなお客さんは、
さっさと燃やせ。

燃やして、好きなお客様の
「肥料」にせよ。

っていってますけど、
嫌いな客には去ってもらう。

それが楽なのです。

さらにいうと、ですね、

最初から嫌なにおいが
ある人はお客にするな。

っていうのも鉄則です。

なんかへんだな・・・。
違和感あるな・・・。

そういう人、
後からゼッタイに、
トラぶりますから、ね。

だからこそ、

契約するか否か

っていう最初の見極め、
これが肝心なんです。

付き合う前にきっておく。

 

で、うちの場合には、
クライアントポリシーを
さだめているわけ、ですよ。

なので、最近は、
ボクのクライアントになるには、
ハードルが高い、と言われています。笑

「時間がない」「金がない」「それはできない」
できない言い訳をする人は、
私たちのクライアントではありません。

「ちゃんとやった」「全部やった」と言う人は、
私たちのクライアントではありません。

今のお金が払えない人は、
私たちのクライアントではありません。

「カネを払ってるんだから」という人は、
私たちのクライアントではありません。

言動に一貫性がなく、場当たり的な人は、
私たちのクライアントではありません。

電話をしてくる人、伝わらない言葉を使う人など
時間泥棒は、私たちのクライアントではありません。

「くん付け」「ちゃんづけ」「呼び捨て」をする人は、
私たちのクライアントではありません。

私たちのサービスに対して、
私たちの考える正当な対価を支払う意思がない人は、
私たちのクライアントではありません。

都合のいいこと、調子のいいことを言う人、
正当ではないことを要求する人は、
私たちのクライアントではありません。

パートナーとして私たちを受け入れない人は、
私たちのクライアントではありません。

意外と普通、なんですけど、ね。

 

これ、どうやって作ってきたか、
っていうと、

こういう人が
クライアントは嫌だ

っていうのを
ピックアップしていくんです。

付き合いたくない人を、
トコトン、ピックアップしていく、
って言う感じ。

それを最後にまとめて、
文章、ポリシー化していくわけ。

こういう人を
クライアントにしたい!
っていのは、

こういう人は
クライアントにしたくない!

の裏側なわけ、です。

で、ネガティブなほうを
先に出しておいたほうが、
すっきり、決められるんですよね。

表側にあたる、

付き合いたい人、
クライアントにしたい人、

これって、どんな人かって。

 

同じことが、やりたいことにも、
言えたりもします。

やりたいことを
100個書くよりも、


やりたくないことを
100個書く。

このほうが、強力です。
やりたいことが見えてくるし、ね。

 

そんなことを考えながら、
契約解除の条項を考えている
特定行政書士なボク、なのでした。

まぁ、マーケッターの視点が
あるからこそ、中小零細会社には、
役立つ人、なんですけど、ね。





【アクセス】ファシリテーション株式会社

地下鉄・丸の内駅 8番出口徒歩6分
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