物々しいなと思ったらコレかという感じの、
【未来逆算理論】で稼ぐ会社に確実に変える、
社外COO（スーパー・ファシリテーター）、
「さわちゅう」こと、澤田隼人です。

ミーティングを終えて、
本屋さんに寄ろうとしていた、
んですけどね・・・。

その近くで、

大量の消防車と救急車。
さらに、道路封鎖。

大規模火災か・・・。
にしては、煙はないな。

って、思っていたら、

ＪＳＳ中川スイムスクールで、
塩素ガス発生、とな・・・。

プールを消毒するための、
塩素、次亜塩素酸ナトリウム。

次亜塩素酸ナトリウムは
アルカリ性の溶液。

で、そこに、誤って、
ポリ塩化アルミニウム、
これを入れたそうで・・・。

ポリ塩化アルミニウム、
酸性ですわね・・・。

そりゃあ、混ぜれば、
塩素ガスが発生するわね・・・。

混ぜるな危険、
ってやつですわ。

命の危険が生じる、
塩素ガス。

だからこそ、普段から、
その取扱いには相当注意していた
ボクら水泳部でしたが・・・。

ケガした人も軽症のようで、
なによりです、ほんと。

でね、

マーケティングでも
混ぜるな危険って、
結構、いっぱいあるんですよね。

一番やりがちで、
でも、分かりやすいのは、

似てるようで違う商品を
混ぜて販売すること

だったりもします。

例えばね、
英検専門でやってます、
という塾があったとします。

澤田英語学院とか。微笑

合格者の声とかあるの、
いいですよねー。

でね、英語専門なのに、
理科とか社会とか売り始めたら、

THE END。

混ぜるな危険の
最たるもの、ですよね。

これをやるといっきに、
信用を失う・・・んですよね。

なので、M&Aをやめた、
っていう話も聞きましたが。

勉強、中学受験・高校受験、
中間テスト・期末テスト対策、

なんていうカテゴリで
くくっちゃうと、

混ぜるな危険

っということを忘れて、
売っちゃうんですよね。

社会とか、理科とか、
数学とか、国語までも。

でね、英語専門であっても、
英語って、一口でいっても、

ターゲットによって、
英語の商品は変わる、
んですよね、ほんと。

だからね、

売る【英語】って、何？
って、しっかり定義しないと、
いけないわけ、ですよ。

中学受験英語、高校受験英語、
大学受験英語、TOEIC、TOEFL、

GTEC、ケンブリッジ英検、
英検、教員採用試験対策・・・

受験系に絞っただけでも、
これだけあるわけ、ですよ。

でね、

ターゲットが異なれば、
英語を受ける理由だって違う。

だからね、

自分が受けたい理由とは、
自分が欲しい理由とは異なるもの、

これが混ざってると、
それは、

あれ？
ボクの選ぶべきものじゃ
ないんじゃない？

あれ？
私が選ぶべきものは、
ここじゃないんじゃない？

なんて思うようになる。
拒絶反応がおこる、んですよ。

だからね、

単品に絞って、
絞って、絞る、んですよ。

英検なら、英検。

それ一本で行くんですよ。

間違っても、他のものを
混ぜてはいけない、のです。

英検専門。

それで十分であって、
最強の武装なのです。

 

絞り切るってのはね、
勇気がいることであり、
覚悟がいることなのです。

絞り切れるっていうのは、
それだけ、自信がある証拠。

自分の商品・サービスに対しての、
絶対的な自信がないかぎり、
絞り切るっていうことができない。

 

なんか、あれなんですよ、
ごちゃごちゃ混ぜておいたほうが、
売れそうな気がするからね。

でも、それ、逆なんですよ。

絞って、絞って、絞り切る。

そうじゃないと、人々から、
選ばれる存在にはならないのです。

パンの種類を
どんどん増やしちゃうパン屋より、

食パン専門店、あんぱん専門店、
クリームパン専門店のほうが、
はるかに選ばれる存在になる。

そして、

幸せにできる人で、
幸せにしたい人を、
幸せにすることができる、

そんな存在にも、
なっていけるのです。

 

混ぜるな危険、です。

絞って、絞って、
絞りまくる、のです。

 

千里の道も、一歩から。

あなたの商品・サービス、
一点の曇りなく、絞れていますか？

しっかりと、確実に、
徹底的に絞り込んで、絞り込む。

まずは、絞りこむことから始める。

少しでも自分の商品・サービスに、
自信がないところがあれば、
絞り込めない、んですよね。

自信がないのにも関わらず、
商品・サービスを世の中に
供給する、

っていうのは、

社会悪だとボクは思うのです。

ノブレス・オブリージュ
-　noblesse oblige 

自分の本当の
才能・知識に気づいた人は、

その才能・知識を
社会に生かす責任を負うべきだ

それ以外のことをしている
時間的余裕は、ボクらにはないのです。

 

そんなことを考えながら、
消防車・救急車を見送っていた
ボクらだったのでした。

混ぜるな危険、です。