思考術・仕事術

声と時機 京都へ通う真の理由

オフィスに神札があることに、
「あ、そういうことを
□□ちゃんとするのね」
とよく言われる、
【未来逆算理論】で稼ぐ会社に確実に変える、
名古屋の社外COO(スーパー・ファシリテーター)、
「さわちゅう」こと、澤田隼人です。

まぁ、オフィスにあるのは、
賃貸の都合、神棚ではなく
札入れですが…。

京都の奥地 九頭竜大社へ

崇拝する神社としては、
九頭竜大社の神札を御祭りしています。

■九頭竜大社
http://www.kuzuryutaisha.or.jp/

kuzuryuu001

年に2回、少なくとも1回、
どこかのタイミングで参拝しています。

大原行きのバスに乗るくらいなので、
京都市でもはずれのほうです。

ですが、どたばたしながらも、
今回、京都でどうしても行く予定
していたのです。

九頭竜大社では発祥当初より
ご本殿を時計回りに9回まわり
巡拝するお千度を行うなど
独特の参拝作法が伝わります。


今回は、ちゃんと時間がとれたので、
正式な参拝方法で参拝

カリスマ経営者が通う神社

なぜ、九頭竜神社に通うか。

きっかけは、ボクが一番好きな
経営者が通っている神社
であるからです。

大社正面の石鳥居も
奉納されている方です。

そう、

日本電産 永守重信 氏

「情熱、熱意、執念」
「知的ハードワーキング」
「すぐやる、必ずやる、できるまでやる」

孫さんが社外取締役にした
経営者の一人です。

文化系体育会人間のボクとしては、
珍しく、パワー型の経営者。

 

永守さんの本は、
ボロッボロになるまで、
読んでます。
(で、何度も買いなおしています。)

講演会の録音データも、
何度聴いたか分からないぐらいです。

で、永守さんが通われることになった
理由は、様々な霊験をされたから、
ということです。

ただ、
ボクが通う理由は、

おみくじを引くため

です。

永守さんは、こう書かれています。

毎月引くおみくじも実によくあたる。
かつてない好景気に沸いていた時に
引いたおみくじの言葉は『奢るな』。

その後、金融危機で
100年に1度の不況に見舞われた。

不況のさなかに毎月のようにでた
おみくじの言葉は『奇跡』。

その言葉通り、
日本電産は収益の急回復を果たし、
2009年度の業績予想を4度上方修正し
最高益を更新できた。

今年の初詣で出た
『あせらず下向きに』は、
成長をあせる私の気持ちを
おさえよとの格言に違いない。

kuzuryuu002

これが、ボクの会社のデスクに
はさんである、おみくじ。

これよりも前のものは、
自宅のデスクにはさんであります。

念が足りない、

と数年言われた後は、

神の守護を知れ

と言われ続けています。

・・・

・・・で、今回ですが・・・。

kuzuryuu003

心を新たにしたところでございます。

時機がずれれば害でしかない

このおみくじに、
頭をガツンとやられる
ために、京都に行ってます。

ほんと、こたえます。

時機に合っている言葉を
ズバリ、かけていただいているので。

でね、これって、

普段クライアントに対して
考えていることの実践

でもあるんです。

時機にあわせて、
声をかける。

ファシリテーターとして、
これが一番大事なスキル、
だと、ボクは思っています。

時機、つまり、
タイミングをずらせば、
その声は、害でしかありません。

よかろうと思って、
声をかけたとしても、

いい影響を与える、
わけではない、のです。

そして、

本当に必要なときに
心に響かない声
になってしまう。

これは、
ファシリテーターにとっても
クライアントにとっても不幸です。

例えば、

経験上、これぐらいの時期に
問題が出てくるな、というのが
分かるときがあります。

良いファシリテーターは
問題が起こることを
黙っています

良くないファシリテーターは
問題が起こることを教え
解決策も教えます

問題にぶち当たらなければ、
クライアントは自己成長できません。

そして、

答えを教え続けることで、
依存型のクライアントに
成長していってしまいます。

さらに、

本当に必要になったときに、
「知ってるよ」という、

というおごりを
クライアントが抱き、
ファシリテーターの声が
届かない・・・。

 

実は、

問題が起きているときこそ、
クライアントがファシリテーターの
声を受け取ることが一番できるとき。

このタイミングで声を出せない
ファシリテーターはただのおせっかい、
だと、ボクは思っています。

だからこそ、

ボクは、
クライアントを失敗させます。

ただし、大怪我にならない程度の
かすり傷程度のケガをさせます。

悩ませますし、
苦労もさせます。

やさしくない、と言われますが、
これが本当のやさしさだと思います。

だって、

そのほうが、
クライアントが
自分で成長するから。

ただし、大怪我や死亡しそうなときには、
全力で、止めます。
(それはそういう時機だから。)

少し、立ち止まろう

クライアントが

「自分で成長した」と思っていて、
ファシリテーターが
「自分が成長させた」と思っている。

この状態を、ボクは
「幸せなすれ違い」
と呼んでいます。

これが、目指すべき状態。

社内でもそう。

常に、
アドバイスしていればいい、
というわけではないのです。

早過ぎても、
遅すぎてもいけない。

 

「何で先に言ってくれなかったの?」
と言われたら、

「あのときは、聴ける状態だったかい?」
と聞いてあげましょう。

 

何かアドバイスしようと思ったり、
何かファシリテートしようとするときには、

これは、●●さん(相手)にとって、
今、伝えるのが本当にいいのか?

少しでも、真剣に考えてから、
言葉を発するように、
ちょっとずつ、変えてみましょう。

もしかすると、あなたの声は、
自分の欲求を満たすためだけのもの
かもしれません。

ベストな時機にあなたの声が
相手に届けば、
一生の関係になることも少なくない。

時機、よくみてあげてください。

 

ということを、

心をおごるこなかれ

と、注意されたことで
改めて思うわけです。





【アクセス】ファシリテーション株式会社

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